群馬県上野村は
人口1000人程度の小さな小さな村ですが、
どこまでも続く広大な山々が、
いつでも村を支えてくれています。
この緑豊かな大地で、
木を知り、木と触れ合い、
木を楽しみながら、
木の村 上野村の魅力を
感じてみませんか？
雇用を生み出す
上野村の主力産業
村の総面積の9割以上を森林が占める上野村は、古くから林業が主力産業でした。
しかし、戦後復興期の絶好調期から一転、海外から安価な木材が輸入されるようになってから徐々に衰退。
転機が訪れたのは平成で、村役場や森林組合、民間事業者が一体となり、林業でお金を生み出す仕組みを考えるようになりました。そして今、さまざまな挑戦が、少しずつ実を結び始めています。
上野村の森林は傾斜が険しく、枝が太く幹も曲がっている広葉樹が多いのが特徴。機械での伐採が難しく、木の整備にはチェーンソーなどでの手作業が必要です。
手間がかかりますが、それが雇用につながっている側面があり、「上野村で暮らしたい」という多くのＩターン者たちが林業の現場で活躍しています。
切った木を無駄にしない
森林資源の循環利用
上野村は近年、以前は捨ててしまっていた間伐材を用材や資源にして少しでも所有者に利益を還元しようと「森林資源の循環利用」の仕組みを始めました。
間伐材は、木質ペレット燃料に変えて村内の温泉や一般家庭でエネルギー源として活用しています。近年、バイオマス発電施設も開設されました。森にも森の所有者にも地球環境にも優しい取組みとして注目されています。
世界に一つだけ。
一期一会の木工作品
木工作家の育成にも取り組んできた上野村。森林組合のほか、個人工房で作品を作っている木工作家も多数います。同じデザインでも木目や色、模様、大きさなど一つひとつ違う木工作品。お手入れや修理をしっかりすることで長く愛用できるので、ぜひお気に入りの木工作品を見つけてみて。
・木工芸品が購入できる場所・
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道の駅うえの
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ウッディー上野村
銘木工芸館 -
川の駅うえの
（上野村ふれあい館） -
クラフトマン
ショップこかげ -
オンラインショップ十石市場
上野村では、１歳のお祝いに木のおもちゃをプレゼントする取り組みを行っています。香りや手触り、音など五感を刺激してくれる木は、始めてのおもちゃにぴったりです。
上野村の豊かな森林は、綺麗な水と空気を生み出します。清らかな環境で美味しく育まれたイチオシの特産品をご紹介します。特産品を使ったお土産も要チェック！
いのぶた
雄のイノシシと雌のブタをかけあわせた“いのぶた”のお肉は、上野村を代表する特産品。年間260頭しか生産されない貴重なお肉を、ぜひ一度ご賞味ください！
十石みそ
大麦の麹を使った添加物不使用の十石みそは、約1年の熟成によりうまみ成分が多いのが特徴。味噌汁はもちろん、まんじゅうやソフトクリームなどのスイーツも根強い人気商品です。
しいたけ
上野村のしいたけは濃厚でしっかりした味が特徴！ サイズが大きく肉厚のしいたけは、そのまま焼いてアツアツを食べるのがイチオシ。スープや佃煮などの加工品もおすすめ。
川魚
関東有数の清流「神流川」は人気の釣りスポット。「川の駅（ふれあい館）」では、春から秋にかけて炭火焼でじっくり焼き上げたヤマメ・アユ・イワナの塩焼きを週末を中心に販売します！
そば・うどん
お米のとれない上野村は昔、麦などの穀類を主食としていました。手打そばが味わえる「福寿庵」は、上野村の粉文化の象徴。極太のうどんが人気の「藤屋」もイチオシ！
野菜・果物
近年上野村で力を入れているミニトマトや、甘くみずみずしいプラム、いちごなど、野菜や果物も綺麗な水でおいしく育つ特産品。道の駅や川の駅で、季節の食材をチェックするのも旅の楽しみ。
©上野村